最近は朝起きたらラジオ体操をすることを日課にしています、エンジニアリングチーム マネージャーの川合(@Ricckn)です。
ラジオ体操、考え抜かれている体操でいてちゃんと調べたことがなかったのですが、第1と第2で目的が違うんですね。
気になった方はWikipediaのラジオ体操の項目を見てみてください。
さて、本日はF-RevoCRMのリリーススケジュールについてご連絡します。
どこかで書いたことがあるような無いようなではありつつ、正確に情報を記したことがありませんでしたので、本記事で共有できればと思います!
F-RevoCRM バージョンアップとは
まず言葉の定義をはっきりとしたいと思います。
現在F-RevoCRMはGithub上の公開レポジトリで開発を行っており、主にPRを取り込む形で改修を実施しています。つまり、細かい修正の変更は日々取り込まれている状態です。
では何を持ってして我々はバージョンアップという言葉を使っているかといいますと
vtigerversion.php
ファイル内の$vtiger_current_version
変数を書き換えたタイミング- README.mdに最新バージョンの変更点に関する更新が行われたタイミング
- Github上でバージョンのタグを打ち、リリースに追加されたタイミング
特に最後のGithubにタグを打ったコミットが、検証済みのバージョンの更新のタイミングとなります。
理由としては、vtigerversion.php
を書き換えることで、migrationの実行が行われるようになる、というものです。
その意味でGithub版の最新版を利用する場合は、手動でvtigerversion.php
を書き換えるなどの対応が必要になりますのでご注意ください。
※Migrationを行わないことで、既存の動作に影響しないケースもかなりありますので一概に必須というわけでもないです。
リリースの周期
このタグを打つタイミングですが、v6.5 patch6頃からは約3ヶ月に1回の周期で実施しています。
※F-RevoCRM v7以降のバージョニングは v7.x 形式に変わりました。
3ヶ月の周期は大きくずらさないよう調整しており、2月末・5月末・8月末・11月末、またはその付近で新バージョンがリリースされています。
F-RevoCRMをお使いの方はリリースタイミングについて、上記日程を参考にしていただければ幸いです。
次バージョンでリリースする修正について
8月末にリリースする予定のF-RevoCRM v7.3.4ですが、こちらはGithubのマイルストーンで管理しています。
こちらに記載されているIssueは途中で追加されたり、外されたりもしますが、一定の目安となりますので参照いただければと思います。
Issueへの登録について
Issueへの登録は自由に行ってください。
内容はF-RevoCRMを修正したい場合の質問でも構いませんし、不具合を見つけた場合や、「こういう機能がほしい」という内容でも構いません。
皆様のご意見が開発の方向性を決めますし、個人的な理由で入れていただいて構いませんのでぜひIssueでの議論にご参加ください。
PullRequestについて
絶賛募集中です!
コントリビューターの方で修正は確認しますので、ぜひご自身で修正された内容はPRとして送っていただけると大変助かります!
コントリビューションについては以下のファイルを参考にコミット等行っていただければ幸いです。
F-RevoCRM/CONTRIBUTING.md
また、現在F-RevoCRMはDockerで簡単に構築できます。社内で利用したい方はまずは手元の環境でお試しください!
おわりに
今回はパッチリリースの周期と、F-RevoCRMレポジトリーの運用についてご説明させていただきました。
これまでたくさんのIssue登録、PRの追加、ありがとうございます。
多くの方々がF-RevoCRMを試しにインストールしていただいたり、実際に利用していただいていることはこちらでも把握しており、励みになっています。
中には修正を加えてくれたエンジニアの方もいらっしゃると思いますので、簡単なところからで構いません、F-RevoCRMコミュニティへの参加、心からお待ちしております。
最後ではございますが、引き続きF-RevoCRMをよろしくおねがいします。