F-RevoCRMとSalesforceとkintoneの比較

皆さんこんにちは。エンジニアチームの小谷です。

新型コロナにより働き方にも様々な変化が起き、テレワークが推奨されるようになりました。そして、そんな今だからこそCRMが注目されています。

「CRMは種類が多すぎてどれが自社に適しているのかわからない」「F-RevoCRMって他社の製品とどう違うの?」という皆様のために、今回はF-RevoCRMと特によく比較される2社の製品と比べてみたいと思います。

F-revoCRMとは

まずは自社CRMの「F-RevoCRM」を簡単に紹介させていただきます!
F-RevoCRMは無料ながら、すぐに始められる基本の機能が揃っているオープンソースのCRMです。

▼F-RevoCRMの主な特徴は下記の6つです

  1. CRMとしての標準機能も充実
  2. CRMプラットフォームとしての利用価値が高い
  3. ライセンスコストが発生しない
  4. ソースコードが公開されている
  5. 他システムとの連携が容易
  6. オンプレミス環境での構築も可能

他社CRMとの比較

今回はF-RevoCRMと特によく比較される下記の有名な2社のCRMを7つの項目で比較してみました。

  • Salesforce(株式会社セールスフォース・ドットコム)
  • kintone(サイボウズ株式会社)

比較結果は、下記の通りです。

SalesforceKintoneF-RevoCRM
要求事項実現度

独自設定(画面表示等)の場合はカスタマイズが必要

自由度は高いがKintoneのプラットフォームの中でしかカスタマイズができないため、製品特性に合わない場合は×​

標準機能以外の場合はカスタマイズが必要だが、各企業・業種に沿った修正、変更が可能​
必要期間

標準機能ベースであれば短期間での導入が可能​

生産性は高い

標準機能ベースであれば短期間での導入が可能​
セキュリティ

SAML認証を利用したネクストセットのシングルサインオンで利用端末制御可能​

SAML認証を利用したネクストセットのシングルサインオンで 利用端末制御可能​

SAML認証の機能はあり、オンプレ設置時利用端末制御はVPN にて行う必要あり​
費用感

ライセンス費用が発生するため、大人数で利用する場合は費用が高額になる​

ツールの機能範囲内での開発であれば低コストの導入が可能だが、ツールの利用料がかかるケースもある​

標準機能のみであれば低コストでの導入も可能で、ライセンス費用かからない​
機能比較

SFAとしての機能は充実、拡張性もあり

必要機能は作り込めば充足可能​
ただしツールの制約があり、データの統合管理が難しい

SFAとしての機能は充実、拡張性もあり​
利用実績

SFA / CRM製品のシェアNo1​

国内実績は多数

OSSとして公開しているため、現在までに約20,000社以上のDL実績あり​
サポート

標準サポートは充実、ただし標準外サポートは高額​

メール / ヘルプデスク経由での標準サポートは可能​

サポート契約により製品バージョンアップ / 不具合対応 / 問い 合わせ対応等手厚いサポートが可能​

まとめ

F-RevoCRMのメリット

  • CRMとしての標準機能が充実
     一般的なCRMシステムと比べても遜色ない標準機能が搭載されている
  • CRMプラットフォームとしての利用価値が高い
     改変自由の為、アドオン開発や各種システム連携も容易に行う事が可能
  • ライセンスコストが発生しない
     ライセンスフリーのため利用者を気にせず活用でき、費用を抑える事が可能

F-RevoCRMのデメリット

  • Salesforceと比べると一部機能が少ない
     レポート機能と項目カスタマイズなど​
     ⇒ オプションで機能の拡充が可能
  • マルチテナントSaaSではない
     サーバースペックのサイジングが必要​
     ⇒ 用途に応じた構成が可能​
  • 業種・業界特化のCRMではない​
     標準機能の見た目や操作方法が最適化されていない​
     ⇒ CRMの場合、目的に応じた柔軟な設定が重要​

皆さまの参考になりましたでしょうか?
弊社では6月末まで「CRMのりかえ」キャンペーンも実施中ですので、気になった方はぜひご検討いただけますと幸いです。
それでは次回もまたThinkingReedエンジニアリングBlogをよろしくお願いします !

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