在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)実施して1か月、思ったこと

こんにちは。シンキングリード株式会社CTOの松田です。

当社では2月後半から在宅勤務が可能なメンバーは可能な限り在宅勤務を実施してきました。およそ1か月在宅勤務を行って見えてきた点などを取り上げたいと思います。

使っているツールなど

まず、開発だけでなく社内全体で使っている主なツールのご紹介です。

  • F-RevoCRM(顧客・商談・活動・保守サポートなどの情報管理)
  • Microsoft Office365(メール、ファイル共有、Web会議、etc…)
  • Redmine(開発チケット管理)
  • VSCode(開発IDE)

他にも開発業務にフォーカスするとSourceTreeを使っている人もいたりするので、細かいツールは省いています。何も言わず誰もが使っているのは上記です。

これを見ると、とても少ないツールで業務が出来ています。F-RevoCRMとOffice365でほとんどの業務がカバーされるように設計されているので、珍しいかもしれません。

やはり、CRMを作っている会社なので顧客中心の業務管理に成功しているからこそ出来ているのだろうと思います。(自画自賛)

※興味を持った方は是非お問い合わせをください。

通常業務は問題ない

上記のツールの件を踏まえても通常のウォーターフォール型の開発業務や保守サポートに関しては、想像していた以上に業務に支障をきたすことはありませんでした。

個々のメンバー、チーム間で頻繁にMicrosoft Teamsを活用した情報連携や、会社携帯の保有率が高いこともあり、電話での密な連携によって目立った業務効率の低下はありませんでした。

個人的には質問や情報の質が上がって、無駄な会話が減ったことによって業務効率が上がっている感じすらします。

イレギュラー、アジャイル的な開発はしんどい

開発案件によっては納期等の問題で、細かい単位で設計をしながら実装も進めていく必要があります。また、設計をしてもお客様によっては少し動くモノがなければイメージすることができず、設計よりもモックの方が重要なケースもあります。

この場合、担当者同士が密に連携して開発を進める必要がありますが、当社の場合は少数精鋭で複数案件・複数業務を抱えていることが多いため、ずっとWeb会議をONにしていても無駄な音声などが入ってくるだけでやりづらさ(慣れの問題?)があります。

今のところスクラム的に程度の日程を区切ってやっているわけですが、仕組みよりも個人の力量に大きく依存しているため、ギリギリのところで保たれている感覚があります。

タスクの細分化と手順がしっかりと定義されていないとベテラン以外の能力を最大限引き出すのは難しいと感じています。

大きな課題は自宅の環境

当社は全員ノートPCを貸与していて、開発用のサーバもVPN越しに使えるのでPCや開発サーバに関しては出社しても在宅でも変わりはありません。

また、ご両親や妻、子供など同居人が居ると思うように仕事が捗らない場合も考えられます。

在宅勤務の良さ、悪さは個人の環境に大きく依存すると感じました。

これから

新型コロナが収まった後でも在宅勤務はできるようにしていきたいと考えています。働き方の一つとして重要なものですし、制度もかなり整備されてきていますので、細かい課題を潰しながら進めていければと思います。

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