ワークフローのカスタム関数について

エンジニアリングチームの杉本です。
F-RevoCRMにてワークフローで使用するカスタム関数を設定する方法についてご紹介します。

カスタム関数とは

カスタム関数とは、F-RevoCRMのワークフロー機能にて独自の処理を作成・実行できる機能です。
F-RevoCRMのワークフローの標準機能で独自の処理を実行させたい場合に使用します。

カスタム関数の作成方法

以下のスクリプトを実行することで、カスタム関数の作成が可能です。
スクリプトの引数に以下の情報を設定します。

  • カスタム関数を追加するモジュール名
  • ラベル名
  • カスタム関数にて処理を実行するファイルパス
  • カスタム関数にて処理を実行するメソッド名
require_once 'include/utils/utils.php';
require_once'modules/com_vtiger_workflow/VTEntityMethodManager.inc';
global $adb;
$emm = new VTEntityMethodManager($adb); 

//$emm->addEntityMethod("モジュール名","ラベル", "ファイルパス" , "メソッド名" );
$emm->addEntityMethod("Accounts", "CustomFunction", "modules/Accounts/customFunction.php", "testMethod");

カスタム関数の設定方法

作成したカスタム関数は、ワークフロー作成画面にて設定することが可能です。
ワークフローのタスクを追加する際に、「カスタム関数の起動」を選択することで、先ほど追加したカスタム関数が選択可能となります。

ソースコード上に直接カスタマイズで処理を追加する場合と比べて、カスタム関数の場合は実行条件・実行タイミング等をF-RevoCRMのワークフローで柔軟に設定が可能です。
用途に応じて、カスタム関数を使用してみてください。
それでは次回もまたThinkingReedエンジニアリングBlogをよろしくおねがいします!!

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